【大理石アクロテリオン Marble akroterion】古代ギリシャ‐アッティカ文化

【大理石アクロテリオン Marble akroterion】古代ギリシャ‐アッティカ文化

この作品は、紀元前350年から325年ごろの古典期のギリシャ、アッティカ文化の「大理石アクロテリオン」です。大理石製で、中央を通る高さが4 1/8インチ(10.5センチ)、修復後の最大幅が28 3/4インチ(73センチ)です。

アクロテリオンは、古代ギリシャ建築の屋根や墓、神殿などの頂部に飾られる彫刻的な装飾を指します。この大理石アクロテリオンは、その大きな幅と繊細な彫刻が特徴です。アッティカ文化の作品として、このアクロテリオンは精巧な芸術性を示しています。その装飾は、当時の芸術的優雅さと技術を物語っています。

修復された部分:すべてのヤシの葉以外の端部、巻貝の一部

アクロテリオンの両面に彫刻が施されています。表面は、二重のヤシの葉を浮彫りで装飾されており、その茎は巻きつくツルのように螺旋状に上昇し、アカンサスの葉の中から伸びています。一度は花の頂部に塗装された茎がありました。裏面の同様の装飾は未完成のまま残されています。

【大理石アクロテリオン Marble akroterion】古代ギリシャ‐アッティカ文化
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画像出所:メトロポリタン美術館

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