- Home
- 過去の記事一覧
過去の記事一覧
-
【夏秋花鳥図 Birds and Flowers of Summer and Autumn】室町時代後期‐式部輝忠
式部 輝忠(しきぶ てるただ、生没年不詳)は、日本の室町時代後期、16世紀の水墨画家であり、初期は仲安真康や祥啓に学んだが、のちに小田原狩野派と関係をもちつつ、狩野元信の安定した構成様式を取り入れ、独自の画風を切り開い… -
【諸國六玉川 Six Jewel Rivers from Various Provinces】江戸時代-歌川広重
「諸国六玉川」(しょこくむつたまがわ)は、日本の浮世絵師である歌川広重(うたがわひろしげ)によって描かれたシリーズの浮世絵です。このシリーズは、広重が江戸時代の19世紀初頭に制作した代表的な作品で、日本の美しい風景や文… -
【唐草図鐔 Sword Guard (Tsuba)】鷲田光中作
「唐草図鐔」(Tsuba)は、日本の刀剣具の一部である「鐔」(つば)と呼ばれる部品の一種です。鐔は日本刀の柄と刀身の接続部分に装着される、装飾的かつ実用的な役割を持つ部品で、手の保護やバランスの調整に使われました。また… -
【粉彩仿掐絲琺瑯纏枝花紋杯 Cup with floral scrolls】清乾隆‐景德鎮窯
「粉彩」は、陶磁器に施される一種の装飾技法で、鮮やかな色彩を施すことが特徴です。一方で、「仿掐絲琺瑯纏枝花紋」とは、琺瑯細工(エナメリング)の技法を模倣して花の模様を描いたことを指します。この技法は、金属やガラスなどに… -
【景德鎮窯藍地開光五彩人物図棒槌瓶 Vase with romantic scenes】清時代
清代、景德鎮窯藍地開光五彩人物図棒槌瓶は、中国の景徳鎮という地域で作られた陶磁器の一種です。この陶磁器は非常に美しく、技術的に高度な装飾が施されています。 この瓶は藍色の釉薬で覆われており、その上に透明な釉薬で塗… -
【鎏金嵌宝銅飾件 Ornamental Plaque】東晋時代
「東晋時代」は、中国の歴史における時代の一つで、紀元後3世紀から6世紀にかけて存在しました。この時代には、政治的な混乱や文化的な交流があり、さまざまな芸術や工芸品が制作されました。 「鎏金嵌宝銅飾件」とは、銅製の… -
【天台山石橋図 Lions at the Stone Bridge of Mount Tiantai】江戸時代‐曽我蕭白筆‐峨山南宗賛
「曽我蕭白筆 峨山南宗賛 天台山石橋図」は、日本の江戸時代に活躍した曽我蕭白(そがしょうはく)という絵師によって描かれた、天台山の石橋を描いた絵画です。また、この絵画は峨山南宗(がざんなんそう)という人物によって賛され… -
【景德鎮窯粉彩瓷雉雞紈扇図盤 Dish with pheasant and flowers on fan】清雍正ー乾隆
「清雍正 - 乾隆」時代(18世紀初頭から18世紀末)の景徳鎮窯の「粉彩瓷」は、中国の陶磁器の美術品の一つです。こうした瓷器は、非常に洗練された技術と美しい装飾が特徴で、清朝の宮廷や富裕層の間で高く評価されていました。… -
【 紅漆戧金雲龍紋經箱 Sutra box with dragons amid clouds】明時代永楽
この「紅漆戧金雲龍紋經箱」は、明代永楽時代(1368年-1644年)に作られた經(仏典や経典などの宗教的な書物)を保管するための箱を指します。永楽帝は明代初期の皇帝であり、彼の治世は芸術と文化の繁栄が見られる時期でした… -
【金かけ双耳銅缽 Incense burner with animal-mask handles】明時代晩期
「金かけ双耳銅缽」は、明代晩期(1368年-1644年)に作られた銅製の缽(ぼ、ボウル、鉢)で、その外側に金箔や金メッキを施して装飾されたものを指します。また、「双耳」とは、容器の両側についた取っ手や耳のことを指します…
最近のコメント