三宝寺池-都立石神井公園-練馬区-東京-撮影:iPhone 11 Pro
三宝寺池の一部は、国の天然記念物である三宝寺池沼沢植物群落がある。1935年に指定された。三宝寺池は古来より、武蔵野台地からの地下水が湧き出る池として存在していた。それを1959年(昭和34)に市民が散策できる公園として整備し、自然や野鳥と共存できるように造られた。園内には沼沢植物群や雑木林が見られ、緑豊かな武蔵野の面影を残している。ただし、年々水量が減少し、景観維持のため、池の水も人工的に地下水から揚水している。
中ノ島を中心に、カキツバタをはじめ、シャクジイタヌキモ[注 1]やジュンサイなどが生い茂っていた。しかし、1950年代後半から、周辺は都市化が進んだこと、ヨシなどの植物を周辺の人が利用しなくなったため、植生が大きく変わった。その後、貴重な水生植物を保護するために、保護活動が行なわれている。一時期、日本初の100mプールとして使われ、その後に釣り堀となっていた部分は、1989年に水辺観察園として整備されている。
池淵には、厳島神社の小社、宇迦神社穴弁天、水神社などがあり、厳島神社には昭和天皇が皇太子だった頃に植えた「御手植之松」がある。1996年に、「三宝寺池の鳥と水と樹々の音」が、環境庁選定の「残したい日本の音風景100選」に選ばれている。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かつて武蔵野三大湧水池のひとつであった。江戸時代には、いかなる日照りにも涸れないといわれ、昭和30年代頃までは、真冬でも池面が凍らない「不凍池」として知られて いました。しかし、かつての豊富な湧水も、周辺の市街化など環境の変化により、現在では見ることはできません。このため、井戸から地下水を汲みあげ、池を 満たしています。樹林におおわれた池は、今も変わることなく、四季それぞれに美しい姿を見せてくれます。
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