天一閣博物院-海曙区-寧波市-浙江省-写真提供:郝立勛

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名称:天一閣博物院
料金:大人30元 小児15元
電話:0574- 87293526
住所:浙江省寧波市海曙区天一町10号
公式サイト: www.tianyige.com.cn
E-mail: tianyige@tyg-cangshu.com

天一閣博物院-海曙区-寧波市-浙江省-写真提供:郝立勛
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 天一閣(てんいつかく、簡体字: 天一阁、拼音: Tiān Yī Gé)は、明代の范欽が建設した、現存する中国最古の書庫である。所在地は、浙江省寧波市の海曙区で、市民の憩いの場である月湖の西側に位置する。
 建築様式として特徴的なのは、書庫の前に防火用に開鑿された池である。天一池と言い、東側の月湖を水源とし、水量は豊富である。四庫全書を納めた文淵閣や文瀾閣も前方に消火用の池を備えている。乾隆三十九年(1774年)に乾隆帝が作った『文淵閣記』の中で「閣之制一如范氏天一閣」と書かれている。更に増えた蔵書を収める為に清代、南後背にある假山に蔵書閣を作り、そこにも書籍を収納していた。

天一閣博物院-海曙区-寧波市-浙江省-写真提供:郝立勛
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 天一閣は清の時代から蔵書楼の前に築山や、亭を建てて、江南の園林になった。今や、天一閣は東明草、百書楼、尊経閣、明州碑林、晋斎、東園、蓮の花島、秦氏祠、書画館、南園より成り立っている。1994年に、天一閣は寧波博物館と合併して、「天一閣博物館」になり、大衆に開放されようになった。
 范欽は、嘉靖11年(1532年)の進士で、官は兵部右侍郎にまで進んだ。江南の蔵書家が多い地方でも、その在世当時より、第一の蔵書家と称されていた。彼はその書庫を、『易』繋辞伝鄭玄注の「天一生水於北」[1]から天一閣と名づけた。書籍にとって火は厳禁であり、それに相克する水にちなむ、縁起をかついだ命名である。階上には、二十八宿を模った28架の厨子に蔵書を入れ、その下には吸湿材を置いた。

天一閣博物院-海曙区-寧波市-浙江省-写真提供:郝立勛
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