常設展「勢至菩薩立像」-東洋館-東京国立博物館

「勢至菩薩立像」-東洋館-東京国立博物館-2020年11月29日撮影

常設展「勢至菩薩立像」-東洋館-東京国立博物館-2020年11月29日撮影
Standing Mahasthamaprapta
势至菩萨立像
中国/China/中国/
銅造鍍金
隋時代•6世紀
Gilt bronze
Sui dynasty, 6th century
重要文化财
Important Cultural Property
丸顏 ですらりとした長身の体型、織細な装身などは隋時代の典型的な表現。七仏を 配
した光背の透かし 彫りもみところです 。宝冠に水瓶をともなうため
勢至菩薩とわかりますが、对になる
覾音菩薩像が静岡•MOA美術館に所蒧されます。本来は中尊として阿弥陀如来像があったのでしょう。

勢至菩薩(しょうじぼさつ)は、仏教の菩薩(覚者になることを目指す存在)の一尊であり、智慧と慈悲の象徴とされます。勢至菩薩立像は、勢至菩薩を表す彫刻像のことを指します。
勢至菩薩立像は、一般的には仏教寺院や博物館などで見ることができます。以下に一般的な特徴とその意味について説明します。

  1. 姿勢と表情: 勢至菩薩立像は、通常、坐っている姿勢で表されます。彫刻像は直立しており、両手は膝の上に置かれています。表情は穏やかで、智慧や慈悲を表現しています。
  2. 身体の装飾: 勢至菩薩立像は、華鬘(かもう)と呼ばれる華やかな頭飾りを身につけています。また、宝珠(ほうじゅ)を手に持つこともあります。宝珠は智慧や真理を象徴しており、勢至菩薩の悟りと教えを表しています。
  3. 菩薩の特徴: 勢至菩薩は、菩薩の中でも智慧と慈悲の力を強調しています。そのため、勢至菩薩立像はしばしば知恵の象徴である書物を手に持っていることがあります。また、勢至菩薩の背後には光輪(かんじょう)や仏教の神々が描かれることもあります。
  4. 彫刻の技法とスタイル: 勢至菩薩立像は、時代や地域によって異なる彫刻のスタイルや技法があります。例えば、中国や日本の勢至菩薩立像は、木彫りや石彫りで制作されることが一般的です。

勢至菩薩立像は、仏教の教えや智慧、慈悲の象徴として尊ばれています。その美しい姿と表現は、観る者に平和と啓示をもたらすとされています。

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