- Home
- 過去の記事一覧
過去の記事一覧
-
【仏鉢供養・菩薩交脚像】アフガニスタン|3~4世紀|片岩|矢野鶴子氏寄贈-常設展-東京国立博物館-東洋館
中央の鉢は釈尊が四天王から各1つずつ受け取って重ねたもの。ロ縁の刻線は重ねた様子を表現しています。左右の脚を交差させて坐す菩薩は弥勒菩薩。釈尊の鉢は後継者である弥勒と菩薩が思惟を続ける兜率天に至ったといわれます。ガンダ… -
【菩薩交脚像】パキスタン・ガンダーラ|クシャーン朝・2世紀|片岩-常設展-東京国立博物館-東洋館
イタリアデザインデー(IDD)は、イタリア外務・国際協力省が主催する国際的なイベントで、今年はイタリア産業デザイン協会(ADI)とイタリア文化遺産・活動省(MIBAC)が主催します。 2019年の第3回イタリアデザインデーのテーマは、「デザインと未来都市」です。これは、現代の都市のような複雑なオブジェクトに「デザイン」がどのように機能するかを探ることを目的としています。 -
【釈迦如来坐像】インド・ボードガヤー|パーラ朝・11〜12世紀|石造-常設展-東京国立博物館-東洋館
右手を膝の前に垂れて地面に触れるのは降魔印(触地印)と言って、釈迦がさまざまな誘惑のことばを投げかける悪魔を退け、悟りを開いた時の姿であることを意味します。光背には「すべては因縁から生じる」ということばで始まる縁起法頌… -
【如来坐像】パキスタン|クシャーン朝・2〜3世紀|片岩-常設展-東京国立博物館-東洋館
【如来坐像】パキスタン|クシャーン朝・2〜3世紀|片岩-常設展-東京国立博物館-東洋館 パキスタンにおけるクシャーン朝時代(紀元2世紀から3世紀)の片岩の如来坐像は、仏教美術の傑作として知られています。… -
【シタールを楽しむ2人の女】インド-ムルシダーバード派|18世紀後半|紙に水彩、金彩-常設展-東京国立博物館-東洋館
ムルシダーバードは、インド東部の西ベンガル州中央部に位置する都市です。この地はかつてムガル帝国のベンガル地方長官が管轄したことから、ベンガル地方の中心地として繁栄し、細密画も独自のスタイルが展開しました。インドの伝統楽… -
【夜に音楽を聴く女たち】インド-ラクナウ派|18世紀|紙に水彩-常設展-東京国立博物館-東洋館
三日月が出る夜、地面に置いたいくつものランプの右側に女性3人が坐り、2人が立っています。左側に男性2人が坐り、さらに男性1人が草を持ち、女性1人が器物をもってそれぞれ坐っています。 【夜に音楽を聴く女たち】インド… -
【テラスで遊興する貴族の女たち】インド-ムルシダーバード派|18世紀|紙に水彩、金彩-常設展-東京国立博物館-東洋館
画面の上半分には白亜の建物と煮炊きする女性を、下半分には遊興する貴族の女たちを描いています。敷物の上には貴族の女性と上半身が裸の女性が坐っています。さらに右側には酒を持ったり、弦楽器を弾いたりする女性たちが並び、下には… -
【聖職者を訪ねるムスリムの女たち】インド-地方ムガル派|17世紀後半〜18世紀初|紙に水彩、金彩-常設展-東京国立博物館-東洋館
ムスリムの王女が侍女2人を従え、聖職者と向かい合っています。聖職者はランプ(あるいは燭台)を、王女は長杯状の器物を、そして侍女の1人は燭台をそれぞれ持ち、もう1人の侍女は手を合わせています。地方ムガル派は、夜中、王女が… -
【木の下で思索する托鉢の聖者】インド-ムガル派|17世紀中頃|紙に水彩-常設展-東京国立博物館-東洋館
画面の遠景には空、山、中景には大きな川、そして近景に樹木の下に坐る聖者と鳥をそれぞれ描いています。右側の山の麓には大きな城が建ち、川には船が浮かんでいます。草原の中央では樹木2本が生い茂り、ところどころに草花が咲いてい… -
【中庭を横切る乙女】インド-カーングラー派|19世紀初|紙に水彩、金彩-常設展-東京国立博物館-東洋館
カーングラー派は優雅で美しい女性を穏やかな色調で数多く描きました。また絵の周りに華やかな装飾文様を描くのもカーングラー派の特徴といえます。画面右下に大きく描かれた女性は、頭の上に水甕を載せ、左手でそれを押さえながら、歩…
最近のコメント