過去の記事一覧
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画面の遠景には空、山、中景には大きな川、そして近景に樹木の下に坐る聖者と鳥をそれぞれ描いています。右側の山の麓には大きな城が建ち、川には船が浮かんでいます。草原の中央では樹木2本が生い茂り、ところどころに草花が咲いてい…
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カーングラー派は優雅で美しい女性を穏やかな色調で数多く描きました。また絵の周りに華やかな装飾文様を描くのもカーングラー派の特徴といえます。画面右下に大きく描かれた女性は、頭の上に水甕を載せ、左手でそれを押さえながら、歩…
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この絵は宮殿内での王家の女性の生活を描いています。王家の女性は侍女たちに鏡を持たせたり、化粧をさせてたりしています。建物の前には白い敷物を敷き、クッションを二つ並べています。王家の女性が恋人の到着に備え、装いを調えてい…
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向かって右側の建物の中では男女が口論しています。左側に積み重なった岩の上の小さな建物には、裸形の行者が虎の皮を敷いて坐っています。遠近感のない構図、陰影のない表現、白い建物の表現などは、マールワー派に見られる特徴です。…
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橙色の服を着た女性が、建物の前で、黄色い長枕に寄りかかりながら、左手にヴィーナとよばれるインドの弦楽器を持っています。女性の傍らには白い猫がいます。また女性の前には正方形に区画された花壇を描いています。
【ヴィー…
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計3枚の裂を縫い合わせた作品です。両側には幾何学文を表したイカット (経絣)を、中央には白地に縫取織でモチーフを織り表した裂を配します。ところどころに見える尾の長い四足の動物はワニと考えられ、ティモール島では王族しか使…
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明治時代の美術は、明治維新による社会・文化の変革と、西洋文化の影響を受けた時代の美術です。
西洋画の普及と発展: 明治時代には、西洋画の技法や様式が積極的に取り入れられました。西洋画の教育機関が設立され、西洋の…
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江戸時代の美術は、幕府の統治と社会の安定に支えられ、多様な芸術様式や表現が発展しました。
浮世絵: 江戸時代の美術の代表的な形式として、浮世絵があります。浮世絵は木版画の技法を用いて制作され、庶民の生活や風俗、…
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パキスタンの古代美術は、多様な文化や宗教の交流によって形成された豊かな遺産を持っています。パキスタンの地域は古代から歴史的なシルクロードの交易路として重要な位置を占めており、異なる文化や芸術が交流し、独自の美術様式が発…
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頭の後ろの円形は後光の表現で、神聖で偉大な神や人物の背後に表わされています。円形中向かって右にインドラ(帝釈天)、左にブラフマー(梵天)とみられる古来信仰を集めたインドの神が、釈尊に礼拝する姿を浮き彫りしています。釈尊…
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室町時代に作られた「鬼桶水指」は、信楽焼として知られる天然灰釉(しがらきやき)の焼き物です。
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平安時代の「大将軍神像」は、彩色の痕跡が残る木製の像です。
この像は、平安時代に作られたもの…
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「ガラスオイノコエ」は、紀元前4世紀中期から紀元前3世紀初頭にヘレニスティック時代の古代ギリシャで…
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