カテゴリー:日本美術
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平安時代に制作された京都の興聖寺の蔵王権現立像は、日本の仏教美術の重要な作品の一つです。この立像は、蔵王権現として知られる神仏習合の神である蔵王の姿を表しており、鬼を鎮める力を象徴しています。
蔵王権現は、山岳信…
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「桃山時代」に制作された「柳橋水車図屏風」は、日本の絵画作品であり、六曲一双(六つ折りの折りたたみ式の屏風)の形式で描かれています。この作品は、墨、色、銅、金、金箔を用いた技法で制作されたものです。
この屏風は、…
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葛飾北斎(1760年-1849年)は、日本の浮世絵師であり、特に「冨嶽三十六景」というシリーズで知られています。このシリーズは、富士山を主題とした絵画集で、富士山を異なる風景や季節、視点から描いた36枚の浮世絵で構成さ…
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鎌倉時代(1185年-1333年)の日本において、金剛盤(こんごうばん)は、密教の修行や儀式に使用される道具で、主に仏教寺院で使われました。金剛盤は、祈りや呪文を唱える際に、その声の響きをより大きく、力強くするために使…
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式部 輝忠(しきぶ てるただ、生没年不詳)は、日本の室町時代後期、16世紀の水墨画家であり、初期は仲安真康や祥啓に学んだが、のちに小田原狩野派と関係をもちつつ、狩野元信の安定した構成様式を取り入れ、独自の画風を切り開い…
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「諸国六玉川」(しょこくむつたまがわ)は、日本の浮世絵師である歌川広重(うたがわひろしげ)によって描かれたシリーズの浮世絵です。このシリーズは、広重が江戸時代の19世紀初頭に制作した代表的な作品で、日本の美しい風景や文…
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「唐草図鐔」(Tsuba)は、日本の刀剣具の一部である「鐔」(つば)と呼ばれる部品の一種です。鐔は日本刀の柄と刀身の接続部分に装着される、装飾的かつ実用的な役割を持つ部品で、手の保護やバランスの調整に使われました。また…
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「曽我蕭白筆 峨山南宗賛 天台山石橋図」は、日本の江戸時代に活躍した曽我蕭白(そがしょうはく)という絵師によって描かれた、天台山の石橋を描いた絵画です。また、この絵画は峨山南宗(がざんなんそう)という人物によって賛され…
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明治時代の日本画家である安達吟光(あだち ぎんこう、Adachi Ginko)による「貴女裁縫之図(Triptych of woodblock prints (nishiki-e); ink and color on …
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朱漆高盤(しゅしつたかばん、またはあけしだかばん)は、日本の室町時代に根来寺(ねごとじ)という寺院が製作した漆器の一種です。根来塗(ねごとぬり)とも呼ばれることがあります。根来塗は、主に紅漆(べにうるし)と呼ばれる漆を…
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