カテゴリー:日本美術
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式部 輝忠(しきぶ てるただ、生没年不詳)は、日本の室町時代後期、16世紀の水墨画家であり、初期は仲安真康や祥啓に学んだが、のちに小田原狩野派と関係をもちつつ、狩野元信の安定した構成様式を取り入れ、独自の画風を切り開い…
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「諸国六玉川」(しょこくむつたまがわ)は、日本の浮世絵師である歌川広重(うたがわひろしげ)によって描かれたシリーズの浮世絵です。このシリーズは、広重が江戸時代の19世紀初頭に制作した代表的な作品で、日本の美しい風景や文…
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「唐草図鐔」(Tsuba)は、日本の刀剣具の一部である「鐔」(つば)と呼ばれる部品の一種です。鐔は日本刀の柄と刀身の接続部分に装着される、装飾的かつ実用的な役割を持つ部品で、手の保護やバランスの調整に使われました。また…
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「曽我蕭白筆 峨山南宗賛 天台山石橋図」は、日本の江戸時代に活躍した曽我蕭白(そがしょうはく)という絵師によって描かれた、天台山の石橋を描いた絵画です。また、この絵画は峨山南宗(がざんなんそう)という人物によって賛され…
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明治時代の日本画家である安達吟光(あだち ぎんこう、Adachi Ginko)による「貴女裁縫之図(Triptych of woodblock prints (nishiki-e); ink and color on …
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朱漆高盤(しゅしつたかばん、またはあけしだかばん)は、日本の室町時代に根来寺(ねごとじ)という寺院が製作した漆器の一種です。根来塗(ねごとぬり)とも呼ばれることがあります。根来塗は、主に紅漆(べにうるし)と呼ばれる漆を…
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「高野四所明神像」は、室町時代の作品の一つです。これは、高野山(こうやさん)という霊山に祀られている四柱の明神(守護神)を表現した仏像群です。高野山は、紀伊山地に位置し、修験道(しゅげんどう)という山岳信仰を基盤とする…
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奈良時代の「過去現在因果経」(かこげんざいいんがきょう)は、仏教経典の一つで、日本の文化・宗教史において重要な位置を持つ経典です。これが断簡(だんかん)として出土することにより、奈良時代の宗教と学問の側面を窺うことがで…
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方形三尊磚仏(たてがたさんぞんれんぶつ、たてかたさんぞんれんぶつ)は、日本の古代寺院である橘寺(たちばなでら)から出土した仏教関連の遺物であり、日本の美術史や仏教史において重要な位置を占めています。以下にその概要を説明…
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江戸時代の「鬼仮面根付」は、日本の美術工芸品であり、主に江戸時代(17世紀から19世紀)に作られた小さな装身具です。これは、和服の帯の上にぶら下げて使用する小さな彫刻や彫金の作品で、しばしば幽霊や妖怪、神話的な生物など…
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