カテゴリー:7◆収蔵品
-
「『後撰和歌集』断簡『白河切』」は、平安時代に活動した詩人である西行(さいぎょう)の筆跡とされる作品で、伝統的な和歌詩集である『後撰和歌集』から取られた断簡(断片)が描かれたものです。この作品は、写本の一部を掛け軸に取…
-
「明嘉靖 景徳鎮窯五彩描金孔雀牡丹紋執壺」は、中国の明代嘉靖時期(1522年-1566年)に景徳鎮窯で制作された陶磁器の執壺(つかみ壺)を指します。この作品は、複雑な装飾が施された美しい陶磁器で、明代の陶磁器制作の高い…
-
「浪花の夢蒔絵硯箱」は、江戸時代に製作された美しい蒔絵の硯箱です。蒔絵(まきえ)は、漆を用いて模様や装飾を施す伝統的な日本の工芸技術です。
この硯箱は、漆で塗られた木材を基にしており、金箔や銀箔の高蒔絵(たかまき…
-
桃山時代に作られた「桜幔幕文織部手付水注」は、茶道具の一種であり、日本の茶の湯文化において重要な役割を果たす器の一つです。この急須は、桃山時代(16世紀末から17世紀初頭)に制作され、特定の装飾技法や様式が取り入れられ…
-
「ヒンドゥスタンスタイル」とは、清代中期の中国において、インドやペルシャなど外部の文化の影響を受けて生まれた美術様式を指すことがあります。この様式は、清朝の皇帝や貴族の宮廷において、異国情緒を取り入れた豪華で宝飾的な作…
-
「粉彩」は、陶磁器に施される一種の装飾技法で、鮮やかな色彩を施すことが特徴です。一方で、「仿掐絲琺瑯纏枝花紋」とは、琺瑯細工(エナメリング)の技法を模倣して花の模様を描いたことを指します。この技法は、金属やガラスなどに…
-
「清雍正 - 乾隆」時代(18世紀初頭から18世紀末)の景徳鎮窯の「粉彩瓷」は、中国の陶磁器の美術品の一つです。こうした瓷器は、非常に洗練された技術と美しい装飾が特徴で、清朝の宮廷や富裕層の間で高く評価されていました。…
-
この「紅漆戧金雲龍紋經箱」は、明代永楽時代(1368年-1644年)に作られた經(仏典や経典などの宗教的な書物)を保管するための箱を指します。永楽帝は明代初期の皇帝であり、彼の治世は芸術と文化の繁栄が見られる時期でした…
-
「金かけ双耳銅缽」は、明代晩期(1368年-1644年)に作られた銅製の缽(ぼ、ボウル、鉢)で、その外側に金箔や金メッキを施して装飾されたものを指します。また、「双耳」とは、容器の両側についた取っ手や耳のことを指します…
-
「清乾隆 松石綠料玻璃瓶」とは、中国の清朝の乾隆帝(在位:1735年から1796年)の時代に作られた、松石綠(または「翠玉石」とも呼ばれる)という緑色の石を模倣して作られたガラス製の瓶を指すのだと思われます。
松…
ページ上部へ戻る
Copyright © 【電子版】jin11-美術史 All rights reserved.
最近のコメント