- Home
- 05・魏晋南北朝時代
- 【龍首長柄青銅勺 Ladle with handle in the shape of a dragon’s head】中国‐三国時代
【龍首長柄青銅勺 Ladle with handle in the shape of a dragon’s head】中国‐三国時代
- 2024/2/26
- 05・魏晋南北朝時代
- コメントを書く
この「龍首長柄青銅勺」は、中国の三国時代（220年から280年頃）に作られた、金めっきの青銅製の勺（しゃく）です。
全長14 1/2インチ（36.8センチメートル）、幅3 7/8インチ（9.8センチメートル）の大きなサイズを持ちます。この勺は、長い柄と龍の頭が特徴であり、その柄は龍の体としっかりと一体化しています。
青銅製の勺は、古代中国で食事や儀式に使用される一般的な器具でした。この勺は、その豪華な金めっきと龍の装飾によって、贅沢な品として特別な意味を持っています。
龍は、中国の伝統的な象徴であり、力や権威、幸運を象徴しています。この勺に施された龍の装飾は、持ち主や使用者に対する吉祥や保護を願う象徴として解釈されます。
金めっきは、この勺の表面を輝かせ、より華やかな印象を与えます。この技法は、三国時代の青銅器において一般的であり、富と高貴さを示すために好まれました。
この勺は、三国時代の芸術品の中でも特に印象的な作品の一つとして、その精巧な彫刻と贅沢な装飾によって称賛されています。
画像出所：メトロポリタン美術館
関連記事
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。