特別展名称:山高水長・物象千年-シルクルードの文化と交流
会期:2020年12月29日~2021年3月20日
会場:四川博物院-特別展示ホール2、3
住所:四川省成都市浣花南路251号
主催:四川博物院、平山郁夫シルクロード美術館
サポート:日本国駐重慶総領事館、中国文物交流センター、日本黄山美術社、陝西歴史博物館、甘粛省博物館、西安博物院、トルファン博物館
中国の唐時代(618年から907年)の五色鳥紋錦は、優れた染織品の一つです。唐時代は中国の歴史的な時期であり、芸術や文化が隆盛を極めた時代として知られています。
五色鳥紋錦は、絹織物に五つの基本色である青、赤、黄、白、黒を使って鳥の模様を表現した染織品です。色彩の鮮やかさと緻密な織りの技法により、鳥の形や羽毛のデザインが美しく描かれています。鳥は唐時代の芸術においても重要なモチーフであり、吉祥や幸運を象徴する存在として特に重視されました。
唐時代の五色鳥紋錦は、高度な染織技術と芸術的な表現力を兼ね備えており、高貴な人々や貴族の間で広く愛されました。宮廷の装飾品や贈り物としても用いられ、その美しさと贅沢さが評価されました。
現在では、中国の博物館や美術館で唐時代の五色鳥紋錦を見ることができます。これらの染織品は、唐時代の繁栄と芸術の魅力を伝える重要な遺産であり、美術愛好家や歴史研究者にとって貴重な存在です。
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