王州子造釋迦像-南梁天監十年-シルクルード-特別展【映世菩提】
会期:2020年1月14日-2020年5月24日
主催:成都博物館•四川大学博物館
会場:成都博物館-F1特別展ホール
協力:
中国社会科学院考古研究所・浙江省博物館・山西博物院・甘粛省博物館・湖北省博物館・四川博物院・成都文物考古研究院・青州市博物館・南京市博物総館・西安碑林博物館・西安博物院・上海大学博物館
「王州子造釋迦像」は、中国の南梁時代における仏教美術の一例です。南梁天監十年(西暦535年)に、南朝梁の王州子(または王僧朗)によって釈迦牟尼仏の像が造られました。この像は、中国仏教美術における傑作の一つとされており、仏教の信仰と芸術の融合を示す重要な作品です。
この像は、石灰岩で制作され、高さは約11メートルありました。釈迦牟尼仏は、仏陀の坐禅の姿勢を取り、非常に細かい彫刻と装飾で飾られていました。王州子は、この像を造る際に非常に細部にわたる注意を払い、美的な表現に優れた技巧を用いました。
この像は、南梁時代における仏教の繁栄と、当時の仏教美術の高度な発展を象徴するものとされています。南梁は仏教が盛んであり、仏教寺院や仏像の制作が行われた時代でした。王州子造釋迦像は、その時代の文化や宗教の豊かさを示す重要な遺産の一つとして評価されています。
この像は一仏四著薩の組み合わせで、主尊は「褒衣 博帯」式仏衣を着て、秀骨清像で、中には僧祇支、束帯があります。
垂れ下がって、服の裾が左右に開いて、手は無畏印を施し、左手は腹の前で手のひらを外側に握り、裸足は覆弁蓮台の上に立っています。左右両側の二脇は薩に仕え、花蔓高冠をかぶって、絹を被って、長いスカートを着て、裸足で仲蓮弁台に立っています。一番外側の菩薩均手は特別にほこりを肩の後ろに負って、裸足で仰向けに立つ。
蓮弁の台の上に。蓮台の下には地神がいて、肩で蓮台を支える。バックライトは蓮遊形、彫刻図案は2組に分かれ、内側は説法図、外側は2組の伝楽飛天です。造像の裏面に刻む
説図と文:梁天臨十年仏弟/子王州
子妻李想女/咸割身口敬造釈/迦石像一躯願
過/去有亡父母値/信諸仏面見世/尊普及三界
五/道衆生普同/斯願
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