【甲冑 Armor (Gusoku)】江戸時代

【甲冑 Armor (Gusoku)】江戸時代

この甲冑は18世紀後半から19世紀にかけて制作された日本の甲冑で、龍と雲をデザインした高い浮彫りの胸当てが特徴です。材料には鉄、漆、金、銀、銅合金、革、絹などが使用されています。

甲冑は、武士や戦士が身を守るための装備であり、特に胸当て(breastplate)は体の中心部を保護する重要な部分です。この甲冑には、龍と雲が浮彫りで描かれ、そのデザインは非常に美しく、細部にわたる装飾が施されています。龍は日本の伝説や信仰において神秘的で強力な存在とされ、甲冑に彫刻された龍のデザインは、その力強さを象徴しています。

この甲冑は、1914年にバシュフォード・ディーン(Bashford Dean)からメトロポリタン美術館(MMA)に寄贈されました。また、甲冑に付属の兜の角(kuwagata)は、ウィリアム・オクルフォード・オドルマン(William Ockelford Odlman)からジョージ・キャメロン・ストーン(George Cameron Stone)に売却され、その後MMAに寄贈されました。

この甲冑は、日本の武道文化と美術の一部として、その美しさと歴史的な価値に対する賞賛を受けています。特に胸当てのデザインは、その芸術的な価値と優れた職人技術を示しています。

【甲冑 Armor (Gusoku)】江戸時代
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Armor (Gusoku), late 18th–19th century Japanese, Edo period (1615–1868) Iron, lacquer, gold, silver, copper alloy, leather, silk; as mounted: H. 54 1/2 in. (138.4 cm); W. 22 1/2 in. (57.2 cm); D. 20 1/2 in. (52.1 cm) The Metropolitan Museum of Art, New York, Gift of Bashford Dean, 1914 (14.100.171) http://www.metmuseum.org/Collections/search-the-collections/26799

画像出所:メトロポリタン美術館

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