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【ゴールド・ステーター Gold stater】ギリシャ文化‐初期ヘレニズム時代
「ゴールド・ステーター」は、紀元前323/2年から315年ごろの初期ヘレニズム時代のギリシャ文化に属する金貨です。直径は18mmです。
この貨幣は古代ギリシャで使用されていた通貨の一種であり、その価値や価格を表すために使用されていました。この特定の貨幣は、当時の政治的・経済的状況や文化的な背景を反映しています。
ゴールド・ステーターは、当時の芸術と技術の水準を示すだけでなく、当時の貨幣制度と交易活動におけるギリシャの役割を窺い知る手がかりとなります。
このタイプのゴールド貨は、マケドニアの主要な王立造幣所であるペラとアンフィポリスで40年以上にわたって鋳造されていました。この硬貨にある三叉槍と馬の脚の詳細は、この硬貨がアレクサンダー大王の死後すぐにアンフィポリスで鋳造されたことを示しています。
画像出所:メトロポリタン美術館
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