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【黑漆嵌螺鈿梅鵲紋長方盤 Rectangular tray with flowering plums and birds】中国‐明時代
- 2023/12/27
- 07・五代・宋・遼・金・元時代
- 明時代, 梅の花, 繊細, 螺鈿, 黑漆嵌螺鈿梅鵲紋長方盤, 黒漆
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「黑漆嵌螺鈿梅鵲紋長方盤」は、中国の元(1271年–1368年)から明(1368年–1644年)の時代に作られた作品です。黒漆に螺鈿(らでん)の装飾が施されています。
この作品は、高さ4.4センチメートル、幅29.8センチメートル、長さ61.9センチメートルという寸法を持っています。梅の花と鵲(カササギ)の模様が螺鈿で表現され、黒漆の地に対する模様の美しさが際立ちます。
黒漆に螺鈿を施したこの作品は、中国の漆器として分類されます。漆器に施された螺鈿の装飾は、非常に精巧で繊細であり、当時の工芸技術の高さを物語っています。これは、中国の工芸品の中でも特に価値のある作品の一つです。
この素晴らしい梅の花と2羽のふくよかな鳥は、この盆に中心を埋め尽くすものであり、螺鈿の熟練された形状や色彩の操作を示しています。輝く貝殻の長くて細い断片は岩の地形を表し、不規則な形の断片が梅の木の幹の前の岩の塊を形作っています。螺鈿の破片が古木のがんばつく木幹を表現し、花芽は開花の過程でいくつかの段階を示しています。
画像出所:メトロポリタン美術館
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