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【春日大社の鹿と提灯印籠 Case (Inrō) with Design of Deer and Lanterns at Kasuga Shrine】日本‐江戸時代‐やまだ流
「春日大社の鹿と提灯印籠」は、江戸時代(1615年から1868年)の作品で、やまだ流(Yamada School)によるものです。約1800年頃に制作されました。
この印籠は、濃い緑色の漆器に金と銀の蒔絵と錫を用いて作られています。寸法は、高さ約3 7/8インチ(9.8センチメートル)、幅約1 15/16インチ(5センチメートル)、奥行き約1 3/16インチ(3センチメートル)です。
鹿と提灯を描いたこの印籠は、奈良の春日大社の象徴的なシンボルをデザインに取り入れています。春日大社では鹿が神聖な存在として扱われ、信仰の対象とされています。この印籠は、そのような神聖さや風景を表現しています。
また、この印籠にはおじめ(念珠や香合を止めるための飾り玉)とネツケ(小さな箱)が含まれており、それぞれ珊瑚のビーズと、キノコの上に置かれたネズミの形をした木彫りのネツケが付属しています。これらの小さな装飾品も、印籠全体の趣を引き立てています。
画像出所:メトロポリタン美術館
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