この「花籠透鐔」は、江戸時代に制作された一対の刀装具の一部で、3人のアーティストによる共同制作です。石黒政明（生年1813年）がこの大刀拵えの鐔を製作しました。同じデザインの小さな鐔（19.71.6）と一緒に、侍が伝統的な一対の刀を身につけるために制作されました。

この鐔は、非常に特徴的な透かしデザインで、花籠をモチーフにしています。その四つ葉の縁には、金で象嵌されたギリシャ風の鍵模様が施されています。小さな鐔は脇差しに使われ、1860年に製作されました。この一対の刀装具は、異なるアーティストによる協力と共鳴から生まれた、見事な作品です。

この大刀拵えの鐔は、三人のアーティストによるコラボレーションの一部で、江戸時代に制作されました。石黒政明（生年1813年）が製作し、同じデザインの小さな鐔（19.71.6）と合わせて、侍が身につける伝統的な一対の刀に使われました。この鐔は、花籠の透かしデザインで、その四つ葉の縁には金で象嵌されたギリシャ風の鍵模様が施されています。小さな鐔は脇差しに使われ、萩谷勝平（生年1804年、没年1886年）と鈴木勝容（生年1827年、没年1886年）という親子のアーティストによって1860年に制作されました。

画像出所：Sword Guard (Tsuba), first third 19th century Japanese, Iron, silver, copper-gold alloy (shakudo), gold, copper; H. 3 1/4 in. (8.3 cm); W. 3 in. (7.6 cm); thickness 1/4 in. (.6 cm); Wt. 4.1 oz. (116.2 g) The Metropolitan Museum of Art, New York, Charles Stewart Smith Memorial Fund, 1919 (19.71.7) http://www.metmuseum.org/Collections/search-the-collections/33365