大太鼓(おおだいこ)は、寺院や劇場楽団、祭りなどで演奏される樽型の太鼓です。この非常に華やかな大太鼓は、その胴体とクロゾネス(線描の装飾)で知られており、1873年のウィーン博覧会のために日本政府の命令で製作されました。この博覧会は、日本が国として初めて正式に参加したものです。この太鼓の牛皮の皮は、漆塗りの龍が描かれており、鳴らされることはありませんでした。代わりに、太鼓の上に鶏が置かれており、平和の象徴となっています。古代の物語には、村の門に置かれた太鼓が攻撃の際に警報を鳴らすために用いられるが、年月が経つにつれてその太鼓は使用されることはありませんでした。代わりに、雌鶏と雄鶏がその太鼓の中で暮らし始め、この姿が満足と平和の象徴となったという物語があります。
画像出所:Kodenji Hayashi? O-daiko, ca. 1873 Wood, metal, cloisonné , hide, silk, padding; H. of drum 48.3 cm (19 in.), Diam. 55.88 cm (22 in.), H. of stand 73.7 cm (29 in.); Total H. +/- 158 cm, L. of drum +/- 53 cm, Diam. of heads +/- 43 cm The Metropolitan Museum of Art, New York, The Crosby Brown Collection of Musical Instruments, 1889 (89.4.1236) http://www.metmuseum.org/Collections/search-the-collections/501802
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