名称：食味人間
会期：2020年11月26日～2021年2月28日
会場：四川博物院-特別展示ホール１
住所：四川省成都市浣花南路251号
主催：四川博物院・中国国家博物館
協賛：四川省文物局
「定窯白釉印花鳳凰牡丹菊瓣口盤」は、中国の陶磁器で、金時代（1127年-1279年）に作られたものです。これは、中国の定窯（ていがま）と呼ばれる窯元で生産された白釉磁器の一つであり、鳳凰（ほうおう）と牡丹（ぼたん）および菊（きく）の花の意匠が印花された大皿です。
この盤は、金時代に非常に高い技術水準で作られた陶磁器の一例であり、その美しさと精巧な細部へのこだわりが特徴です。白釉磁器は、素朴な美しさと清潔感を伝える白い釉薬が特徴であり、定窯の作品はその中でも優れたものとされています。鳳凰は中国の伝説的な鳥であり、不死や復活の象徴として重要な役割を果たしています。牡丹と菊は、中国の伝統的な花であり、富と繁栄、または高貴さと美しさを象徴します。
「定窯白釉印花鳳凰牡丹菊瓣口盤」は、金時代の中国の陶磁器の傑作の一つとされ、美術品や陶磁器のコレクションで高く評価されています。その美しい意匠と職人技の粋は、中国の陶磁器の歴史と文化の重要な一面を示しています。
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