特別展名称:山高水長・物象千年-シルクルードの文化と交流
会期:2020年12月29日~2021年3月20日
会場:四川博物院-特別展示ホール2、3
住所:四川省成都市浣花南路251号
主催:四川博物院、平山郁夫シルクロード美術館
サポート:日本国駐重慶総領事館、中国文物交流センター、日本黄山美術社、陝西歴史博物館、甘粛省博物館、西安博物院、トルファン博物館
紀元5-7世紀の中央アジア、チェスナット地区にある銅製の鳥紋浮彫杯についてお伝えします。
銅製の鳥紋浮彫杯は、中央アジアのチェスナット地区で作られた、鳥の浮彫りが施されたカップのことです。この時代の中央アジアは、シルクロードの交易路上に位置し、異なる文化や芸術様式が交わる場として繁栄していました。
この銅製の杯は、細密な浮彫り技法を用いて作られており、鳥の姿や羽根、くちばしなどが美しく表現されています。鳥は、中央アジアの芸術作品や装飾品で頻繁に描かれるモチーフであり、生命力や自由、幸運を象徴するとされていました。
このような銅製の杯は、贅沢な宴会や祭りの際に使用されることが想像されます。彼らの社会において、芸術作品は高い地位や富の象徴として重要な役割を果たしていました。
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