- Home
- 02・エジプト・メソポタミア美術, 四川博物院
- 人物像注口陶器-特別展【山高水長・物象千年-シルクルードの文化と交流】四川博物院-平山郁夫シルクロード美術館
人物像注口陶器-特別展【山高水長・物象千年-シルクルードの文化と交流】四川博物院-平山郁夫シルクロード美術館
- 2021/1/3
- 02・エジプト・メソポタミア美術, 四川博物院
- コメントを書く
特別展名称：山高水長・物象千年-シルクルードの文化と交流
会期：2020年12月29日～2021年3月20日
会場：四川博物院-特別展示ホール２、３
住所：四川省成都市浣花南路251号
主催：四川博物院、平山郁夫シルクロード美術館
サポート：日本国駐重慶総領事館、中国文物交流センター、日本黄山美術社、陝西歴史博物館、甘粛省博物館、西安博物院、トルファン博物館
紀元前1800年頃、取っ手付きの陶器で、その上には頭に手を当てた人が座っています。この人が滑稽に開いた大きな口がこの陶器の出水口である。同類の陶器はシリア、ユーフラテス西岸のテルアブシュインラ青銅器時代遺跡内にも出士があります。
平山郁夫シルクロード美術館所蔵
紀元前1800年頃、ユーフラテス川の西岸に位置するテルアブシュインラ遺跡内では、出士（しゅっし）と呼ばれる人物像注口陶器が見つかっています。これらの陶器は青銅器時代に特有のものであり、古代メソポタミア文明の一部を示す重要な遺物とされています。
出士人物像注口陶器は、注口（ちゅうこう）と呼ばれる蓋のついた陶器の一種です。陶器の蓋には、人物像や動物の形象的な表現が施されており、美しく彫り込まれています。これらの人物像は通常、高位の人物や神聖な存在を表しており、社会的な役割や宗教的な信仰の一環として重要視されていました。
テルアブシュインラ遺跡から出土した出士人物像注口陶器は、古代メソポタミア文明における芸術的な表現や社会的な構造に関する貴重な情報を提供しています。これらの陶器は、当時の人々の信仰や儀式、そして文化的な活動について洞察を与えてくれるでしょう。
関連記事
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。