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香油瓶-特別展【山高水長・物象千年-シルクルードの文化と交流】四川博物院-平山郁夫シルクロード美術館
- 2021/1/1
- 03・ギリシア・ローマ美術, 四川博物院, 陶磁器
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特別展名称:山高水長・物象千年-シルクルードの文化と交流
会期:2020年12月29日~2021年3月20日
会場:四川博物院-特別展示ホール2、3
住所:四川省成都市浣花南路251号
主催:四川博物院、平山郁夫シルクロード美術館
サポート:日本国駐重慶総領事館、中国文物交流センター、日本黄山美術社、陝西歴史博物館、甘粛省博物館、西安博物院、トルファン博物館
古代ギリシア紀元前470年の香油瓶は、美しいデザインと意味深い象徴を持っています。この瓶のボトル本体には、朱肉風(ルード・クエ)の技法が使われ、翼を持つ勝利の女神ニッキが描かれています。
ニッキ(Nikē)は、ギリシア神話の女神で、勝利や栄光の象徴とされています。彼女はしばしば翼を持って描かれ、勝利のメッセンジャーとして知られています。この瓶のデザインには、美と勝利の結びつきが表現されており、当時の芸術や信仰の重要な要素となっていました。
この香油瓶は、古代ギリシアの高度な芸術技術と精巧な装飾の一例であり、その時代の美意識と信仰に深く根ざしていることを示しています。香油瓶は、美の追求と嗅覚の魅力を結びつけた贅沢なアイテムであり、当時の社会において重要な役割を果たしていたことが想像されます。
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