乾隆款菊瓣朱漆蓋碗-清時代-特別展【食味人間】四川博物院・中国国家博物館

名称：食味人間
会期：2020年11月26日～2021年2月28日
会場：四川博物院-特別展示ホール１
住所：四川省成都市浣花南路251号
主催：四川博物院・中国国家博物館
協賛：四川省文物局

「乾隆款の菊瓣朱漆蓋碗」は、中国清時代（1644年-1912年）の乾隆帝（在位：1735年-1796年）の時代に作られた茶碗です。この茶碗は特定のデザインと装飾によって特徴づけられています。

茶碗の素材は陶磁器であり、朱漆（しゅうしつ）と呼ばれる特殊な漆器の技法が使用されています。朱漆は、赤みのある濃い色合いを持つ漆塗りの技法であり、耐久性と光沢があります。この朱漆の塗装が茶碗の外側に施され、鮮やかな赤い色合いを生み出しています。

茶碗の蓋は菊瓣（きくばん）の形状をしており、菊花の花弁を思わせるデザインとなっています。茶碗の内側には通常、釉薬が施されており、滑らかな表面を持っています。

乾隆款の菊瓣朱漆蓋碗は、乾隆帝の時代に作られた茶碗であり、その帝王の名前が款（くん）として茶碗に刻まれています。これは帝王の庇護や賞賛を受けた作品であり、特別な価値があります。

乾隆款の菊瓣朱漆蓋碗は、その美しい朱漆と菊瓣の装飾により、美術品として高く評価されています。茶道愛好家や陶磁器のコレクターの間で人気があり、その芸術的な価値と歴史的な意義を持っています。