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龍泉窯粉青釉碗-宋時代-特別展【食味人間】四川博物院・中国国家博物館
- 2020/12/27
- 07・五代・宋・遼・金・元時代, 四川博物院, 陶磁器
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名称:食味人間
会期:2020年11月26日~2021年2月28日
会場:四川博物院-特別展示ホール1
住所:四川省成都市浣花南路251号
主催:四川博物院・中国国家博物館
協賛:四川省文物局
中国の宋時代(960年から1279年)には、龍泉窯と呼ばれる窯が存在しました。龍泉窯は、現在の浙江省で活動していた窯で、その作品は高い評価を受けています。
龍泉窯の代表的な作品の一つに、粉青釉碗(ふんせいゆうわん)があります。これは、粉状の青釉が施された陶磁器の碗で、宋代の焼き物の中でも非常に優れた技術と美しさで知られています。
粉青釉碗は、一般的に薄く軽量でありながら、均一な釉薬の施された青色の表面を持っています。その釉薬は、特殊な調合と焼成技術によって得られ、碗の表面に微妙な変化や模様を生み出します。これにより、光の反射や透明感が生まれ、碗がより美しく輝きます。
粉青釉碗は、宋代の龍泉窯の代表的な作品であり、当時の贅沢な食事や茶の器として使用されました。また、その美しさと高い技術レベルから、後世の陶磁器作家にも影響を与えたと言われています。
今日、宋代の龍泉窯粉青釉碗は、美術品として高く評価され、中国の古陶磁器コレクションや美術館で展示されています。その優れた技術と美しさは、多くの人々に魅力を与え続けています。
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