青銅縱目仮面-青銅器館-三星堆博物館-広漢市-徳陽市-四川省

青銅縱目面具-青銅器館-三星堆博物館-広漢市-徳陽市-四川省
青銅縱目面具-青銅器館-三星堆博物館-広漢市-徳陽市-四川省

大型縦目仮面、青銅製、高:65.0㎝ 幅137.0㎝
大型縦目仮面は四川省三星堆遺跡から出土、面部は半切した楕円筒形をなす。太い眉、三角形に突き出た鼻、頬骨の形は人頭像に類似する。目は甲骨・金文の「目」字や殷・周青銅器の饕餮文の目に近い形であるが、円柱状にいちじるしく突出した瞳が異様である。この凸目は、直径16.5センチ、長さ13.5センチ、その中ほどには凸帯がめぐっている。口は唇が薄く、凹凸線で表現することは人頭像と同じだが、凸線が一条多く、両端が上方に切れ上がり、怪しげな笑みを浮かべている点が相違する。耳は上半部が牛耳のように大きく伸び、逆L字形を呈する。耳の内側がくぼみ、輪郭が根元で蕨手状に巻いている。顎は凸帯状に張り出し、ゆるやかに弧を描いて耳の下で反転している。
眉間に方形の孔があり、巻雲状の立飾りを装着したものであろうが、いまは失われている。また、こめかみと下顎には上下に方形の孔を穿っている。額と側面の孔はすべて面部を鋳造したのち、刃物で切り込みをいれ、打ち抜いている。凸目と耳は中空につくられ、別に鋳造したのち、面部の鋳型に埋め込んで合鋳している(分鋳法)。面部の器壁は厚さが均一になるように、表面に合わせて裏面も凹凸ている。画像出所:三星堆・中国古代文明の謎―史実としての『山海経』

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