青銅戴冠縱目面具-青銅器館-三星堆博物館-広漢市-徳陽市-四川省

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縦目仮面、青銅製、高82.5cm 幅78.0cm
縦目仮面は四川省三星堆遺跡から出土で、全体にやや横長で、眉の断面が三角状に突出し、顎の張り出しが人頭像と同じように耳の後ろにつづいている。突出した一瞳の中ほど凸帯がめぐっている。両側面の上下に装着のための方形孔がある。店間には巻雲状の立飾りを装着している。これは断面が船底形で、象の鼻のように額から上に長くのびた先端が下に巻き、額の前lでは蕨手状になっている。この形は一号坑か龍形杖頭の装飾に類似する。また、この立飾りの中央には板状の羽根飾りがつき、やや上の両側には半円形の紐がある。
凸目はは別に鋳造したのち、本体の鋳型に埋め込む鋳ぐるみの技法(分鋳法)によっているが、耳と立飾りは別に鋳造したのち、面部のほぞ孔に差し込み、鋳かけの技法(熱補法)によって接合している。画像出所:三星堆・中国古代文明の謎―史実としての『山海経』

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