アレクサンドル3世橋-Pont Alexandre III-2018年10月-パリ-フランス
- 2020/2/1
- 2◆西洋美術史, 彫刻
- Pont Alexandre III, アレクサンドル3世橋, パリ, フランス
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アレクサンドル3世橋(アレクサンドルさんせいきょう、仏 : Pont Alexandre III)はフランス、パリのセーヌ川に架かる橋である。
この橋はフランス共和国の大統領サディ・カルノーとロシア皇帝アレクサンドル3世の間に結ばれた友好の証として、ニコライ2世により1900年のパリ万国博覧会にあわせて建設、パリ市に寄贈された 。
ニコライ2世の父であるアレクサンドル3世がフランス大統領のサディ・カルノーと同盟を結んだ張本人でもあることから、この橋の名前がついています。
パリで最も美しいといわれる鉄橋で、4隅にある高さ17m柱塔には中世、ルネサンス、ルイ14世、近代の4つの彫刻がされ、その上には芸術、農業、闘争、戦争を意味する金の女神像が飾られています。
また、37本のアールヌーボーの街灯や天使、ニンフの像、橋の入口には金色の2頭のペガサスが装飾され、船から見る橋の豪華絢爛な姿はパリでも随一です。
右岸、左岸の両岸を結ぶ橋は支柱を一本も置くことなく、エッフェル塔と同様に当時最新の鉄鋼アーチ構造で作られているのも見どころです。また、エッフェル塔の絶好の撮影ポイントとしても知られ、夕暮れ時のエッフェル塔とセーヌ川の眺めは、優美な雰囲気に包まれています。
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