四川宋瓷博物館はもともと遂寧市博物館と呼ばれています。博物館の所蔵文化財と展示は宋時代穴蔵から出土品の磁器を主な特色としています。2007年に四川省文物局から四川宋瓷博物館と改名されました。国家二級博物館、国家AAA級観光風景区でもあります。博物館の蔵の文化財は豊富で、種類は非常に多くて、特に宋時代の瓷器、東漢の陶器、明清の書画を大宗の収蔵品として、瓷器、陶器、絵画、文書文献、貨幣、金銀器、銅器などを含みます。
1991年の初秋、遂寧金魚村で大規模な宋瓷器の穴蔵が発見されました。この穴蔵は全部で出土した完全かつ復元可能な器物1005件です。その中の磁器は985件、銅器は18件、石彫刻は2件あります。これは我が国の陶瓷器考古学の重大な発見で、これまで国内で発見された最大の宋瓷器の穴蔵です。出土した文物は保存が良好で、器の形が豊かで、制作が精良で、逸品、珍品、孤品がかなりあります。その中に国家一級文物が30件あり、二級文物が200件あり、三級文物が500件があります。龍泉青磁蓮葉蓋罐、龍耳簋式炉、景徳鎮青白瓷梅瓶、各式の造型の三足炉を代表とするのは宋の磁器の逸品であります、また南宋後期龍泉青磁、景徳鎮青白瓷器の並々ならぬ芸術的業績を十分に表しています。我が国の陶瓷器史の傑作と貴重品と言えるでしょう。
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