大渡河-四川

夜遊樂山大佛+臥佛夜景-四川楽山-撮影:姚雪

大渡河(だいとが)は、四川省西部を流れる大きな川で、岷江の支流。長江水系に属する。古称は沫水という。
青海省玉樹チベット族自治州南部のバヤン・ハル(巴顔喀拉)山脈の南麓に発し、四川省に入りカンゼ・チベット族自治州の大雪山脈と邛崍山脈の間を南へ流れる。四川省ではアバ・チベット族チャン族自治州、カンゼ・チベット族自治州、雅安市、涼山イ族自治州、楽山市を流れる。雅安の南部で大きく東に向きを変え、楽山で岷江に合流する。流域はほとんどが険しい山岳地帯である。
大渡河の源流は、多柯河および麻爾柯河で、合流して大金川となり、さらに小金川と合流して大渡河と称する。その他の大きな支流には、青衣江(284km)、梭磨河、脚木足河などがある。
大渡河は長さも水量も岷江より長く、楽山合流点より上流では大渡河のほうが岷江の本流であるという見方もある。
大渡河は流れが急で水量も多く、旅人の横断を拒んできた。康熙帝の時代、四川から西康・西蔵方面への交通のため、雅安西方の瀘定の街に長さ100mあまりの吊り橋・瀘定橋(ろていきょう)が建設され、大渡河を渡ることが容易になった。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

ページ上部へ戻る