【楣】カンボジア、プラサート・クドン-アンコール時代-常設展-東京国立博物館-東洋館

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楣(リンテル)とは堂の入口上部を飾るもの。人が通り抜ける部屋の出入口の表裏にあるので1つの堂に多くの楣があり、さまざまな浮彫りがほどこされます。この楣は中央のカーラと呼ばれる鬼面が花綱を吐き出し、上下に植物文、両端にナーガをあらわしています。

プラサート・クドンは、10世紀後半から11世紀初頭に建てられた小規模な寺院です。アンコール時代の後期に当たるため、アンコール・ワットやアンコール・トムなどの巨大な遺跡と比べると規模は小さくなりますが、その芸術的価値と独自性によって注目を浴びています。

プラサート・クドンの特徴的な点は、内部にある石造りの仏像群です。この寺院は、細部まで繊細な装飾が施された石灰岩のタワーで構成されており、各タワー内には石像が安置されています。これらの仏像は、アンコール時代の芸術の特徴である優れた彫刻技術と精緻なデザインを示しています。

プラサート・クドンの内部には、主に仏陀の坐像が配置されています。これらの仏陀像は、仏教の教えや理念を象徴するために、特定のポーズや手のジェスチャーで表現されています。また、仏陀像の周りには装飾的な彫刻や刻まれた文様が施されており、アンコール時代の芸術的な複雑さを鑑賞することができます。

プラサート・クドンは、その独自性と美しさからアンコール遺跡の中でも魅力的なスポットとされており、多くの観光客や研究者が訪れています。アンコール遺跡の中でも比較的小規模な寺院ですが、アンコール時代の芸術と建築の傑作の一つとして高く評価されています。

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